
最新の訪問ルポ
一麦会・ソーシャルファームピネル
一麦会が運営する「ソーシャルファームピネル」は、1995 年に設立された全国初の精神障害者福祉工場(現就労継続支援A型事業所)である。就職することが難しいとされていた精神障害者に対して、クリーニング等の事業をすることで自立生活を営んでもらおうという画期的な挑戦だった。隔離病棟の鎖から解き放たれた彼らは、現在では専門家も驚くような働きぶりを見せている。
スミや・和佐福祉工場
和佐福祉工場は、行政・企業・地域が三位一体となった「和歌山方式」とも言われる運営法によって、全国でも有数の高賃金を実現している事業所である。24名の障害者従業員に対して、月額平均18,5万円(賞与等込)の所得を保障している。具体的にはどのようなシステムによって、このような事業所を運営しているのであろうか?
こころの会・あすなろ学苑
あすなろ学苑のスイーツ類は、2010年工賃引き上げに関する好事例「至福のお届け」において、料理評論家の服部幸應氏を中心とする専門家からも高い評価を受け、優秀賞を受賞した。なかでも「黒糖とジンジャーのクグロフ」は流行のショウガを使ったスパイシーなスイーツとして、楽天市場でも好評発売中である。
視覚障害者支援総合センター・チャレンジ
社会福祉法人視覚障害者支援総合センターが運営する「チャレンジ」では、さまざまな点字印刷物の製作を、視覚障害者自らおこなっている。視覚障害特別支援学校の点字教科書、各種国家試験の点字版問題集・テキスト等、どれも地味な出版物だが、真剣に勉学を志す視覚障害者にとってなくてはならない重要な書籍ばかりである。
珠明会・カナンの園
カナンの園の授産科目は、伝統工芸品・山中漆器の製造である。法人理事長が山中漆器産地を代表する漆器メーカーの元代表取締役であるため、会社が持っていた漆器製造の技術を障害者に伝え、彼らの自立生活を支援できる施設として開設された。現在では山中地方の工業団地の一つの生産工場として、さまざまな製品が製造されている。
光明会・就職するなら明朗塾
光明会・就職するなら明朗塾では、就労支援に特化した全国最大規模の福祉サービス事業所として数々の実績を上げている社会福祉法人である。「就職するなら明朗塾」「就職するなら明朗アカデミー」という二つの事業所の就労移行支援事業の定員数が、なんと63名。これまでに利用者を一般企業に送り出してきた数は、100 名を超えている。民間企業の法定雇用率がなかなか上がらない状況の中、どうして公明会ではこのような数字を達成できているのだろうか?
幸仁会・川本園
木工作業をおこなっている施設は全国に数多いが、「川本園」は仕事の官公需比率95%という驚異の実績を誇っている。どうしてこのような数字を実現できたのだろうか? そこには、「公共建築物等における木材利用の促進スキーム」という国の施策を見据えた、独自の事業戦略があった。
正和会・なごみ苑グループ
正和会は、ホスピタリティマインドで利用者ニーズの実現に取り組んでいる社会福祉法人である。副理事長が有名ホテルの飲食部を仕切ってきた異色の経歴を持つことから、つねに最新の流行スイーツの開発をおこなってきた。なかでも鹿児島名物の黒糖菓子やラスクの切れ端を食べやすくパッケージ化した「わけあり商品」が、地元コンビニや土産物店で大人気となっている。
誠心会・みずき園
誠心会「みずき園」では、これまでの製パン・コーヒー焙煎・菓子製造に加えて全国展開が見込めるこだわり商品として「いきなり団子」と「幻の水餃子」の製造販売をスタートさせた。これらの商品の販売のためなら、どこへでも実演販売に出かけることをいとわず、商品のPR活動を積極的におこなっている。











